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公開から2ヶ月で検索流入4倍。外国人材の紹介会社のサイトを約50万円で作り直した話

ホームページからの問い合わせがほとんどなかった、外国人材の紹介会社があります。この会社のサイトを企業向けに作り直し、AIが記事をほぼ自動で書いて毎日1本更新される仕組みまで作りました。契約から公開まで約2ヶ月、費用は約50万円。公開後の毎日更新は、月5万円ほどで続いています。

公開から2ヶ月で、検索結果に表示される回数は週544回から2,207回に、検索からの訪問は週12件から49件になりました。記事は55本。もしこれを制作会社に頼めば、サイトと管理画面で数百万円、記事は1本数万円で別料金になる規模です。AI実装デスクは、これをおよそ10分の1の費用で実現したことになります。

どんな状態だったか(Before)

この会社は、海外の自社拠点で育てた人材を日本の企業に紹介しています。教育から紹介、入社後の定着まで一貫して行うのが強みで、紹介の実績も積み上がっていました。

ただ、ホームページは働きたい人に向けた作りでした。人材を受け入れたい企業の担当者が「外国人材 受け入れ 費用」のような言葉で検索しても出てこないし、たどり着いても「自社が頼める会社か」が分かりません。ホームページ経由の問い合わせは、ほとんどありませんでした。

つまり、強みも実績もあるのに、それを探している企業に届いていない状態でした。

AI実装デスクが作ったもの

作り直したホームページのイメージ。企業向けのトップページと、毎日増える記事の一覧
画面のイメージです。お客様の情報を守るため、実際の画面をもとに会社名・顧客情報・数値・配置を作り替えています。
  1. 企業向けのホームページ: サービス内容・選ばれる理由・紹介実績・よくある質問・問い合わせフォームを、企業の担当者が知りたい順に並べ直しました。会社の強みと実績は、営業資料と代表の話をもとに、企業の担当者に伝わる言葉に書き直しました。
  2. AIがほぼ自動で書く、毎日1本の記事更新: 制度の解説・費用の考え方・受け入れ体制の作り方など、企業の担当者が検索する言葉に合わせた記事を、AIが出典つきで書き上げます。本文の図版とアイキャッチ画像も自動で付きます。会社側の作業は、内容を確かめて「公開する」を押すことだけです。
  3. 記事の編集画面: 公開ボタンを押すと数分でサイトに反映されます。見出し・本文・表・写真を直したいときも、ブログを書く感覚で触れます。
  4. 問い合わせまで追えるアクセス解析: どの記事を読んだ人がフォームを送ったかまで分かる形で計測しています。記事を増やす判断は、この数字を見て行います。

実際に活用し続けるための工夫

記事を毎日出すこと自体は、AIを使えば難しくありません。難しいのは「この会社に頼みたい」と思う企業に読まれる記事を、間違いなく、被らずに出し続けることです。この案件で入れた工夫は次の4つです。ここに専門家の仕事があります。

  • この会社の一次情報を、最初にまとめて預かる: 代表が話した音声、営業資料、現地の写真、社内の実績数値。こうした「この会社しか持っていない情報」を先に集めて整理し、どの記事にも「この会社だからこそ書けること」を1つ以上入れる決まりにしました。ネットの情報を並べ直しただけの記事は、検索エンジンにもAIの回答にも選ばれません。独自の一次情報が入っているかどうかが、評価の分かれ目です。
  • 公開後も数字を見て、記事の方針を組み替える: 作って終わりにせず、毎月アクセスと問い合わせの数字を見て、次に書くテーマを決めます。公開1ヶ月の時点では、表示は多いのにクリックされないテーマを止め、「受け入れを決めた後の担当者が調べる言葉」に寄せました。この見直しを繰り返すことで、問い合わせにつながる訪問だけが増えていきます。
  • 複数のAIが多角的に事実を確かめる: 制度や統計の数字は、書いたAIとは別の複数のAIが、省庁の原典と突き合わせて確かめます。裏の取れない数字は書きません。制度の記述は断定を避け、法的な助言に読まれない書き方に統一しています。人材紹介は制度が毎年変わる商売なので、ここを外すと会社の信用に関わります。
  • 書く前に見出しを並べて、被りを消す: 55本にもなると、同じ話を別の記事で繰り返しがちです。次に出す記事の見出しを1枚に並べ、既存記事と突き合わせてから書き始めます。似た記事が増えると検索でお互いの足を引っ張るためです。

加えて、公開のボタンは私たちが持たず、会社側に残しました。会社として出す文章は、会社の人が目を通してから出る。この形にしておくと、記事の内容に責任を持てる状態のまま量を増やせます。

結果、どうなったか(After)

  • 検索からの流入が4倍になった: 公開週に週544回だった検索結果への表示は、8月後半に週2,207回になりました。クリックは週12件から49件です。これにより、営業が動かなくても会社を知る企業が増え、問い合わせの母数が広がりました。
  • ホームページからの問い合わせが増えた: 公開前はほとんどなかったホームページ経由の問い合わせが、公開から2ヶ月で月に数件入るようになりました。記事は今も毎日増えているので、この数字はこれからも伸びます。人材紹介は1社との契約が複数名の受け入れとして続く商売なので、1件の問い合わせが長い売上につながります。
  • 記事が営業資料になった: 商談の前に「この記事をお読みください」と送れる記事が55本できました。これにより、制度の説明を記事に任せられるぶん、商談の成功率が上がるようになりました。
  • 契約が1社決まれば費用は回収できる: 外国人材の紹介は、1名あたりの紹介料が数十万円であることが一般的です。問い合わせから1社の契約が決まれば、約50万円の立ち上げ費用は回収できます。2社目からは利益です。

費用と期間

項目 内容
立ち上げ(契約から公開まで) 2ヶ月ちょっと・約50万円
公開後の毎日更新 月5万円ほど
記事の本数 55本(2026年9月時点。毎日1本ずつ増加)
サーバーの維持費 無料枠の範囲。ドメイン代のみ

もしこれを制作会社に頼むと、コーポレートサイトの制作で数十万〜数百万円、管理画面を足すとさらに上がります。SEO記事は1本あたり数万円が相場なので、55本なら記事だけで100万円を超えます。差が出る理由は、サイトも管理画面も記事も、私たちがAIを使って作るからです。人が手を動かす時間が一桁少なくなり、費用もそれに比例します。

今後の拡張アイデア

今回は作らなかったものの、同じ仕組みの上に足せば会社の利益にもっと効くものがあります。

  • 記事の公開と同時にSNSへ自動投稿: 「公開する」を押したら、XやThreadsに要約が自動で流れる。配信の手間をゼロにして、検索以外の入口を増やします。
  • 受け入れ企業の事例を自動で記事にする: 「この会社でこう定着した」という事例を、聞き取りのメモからAIが事例ページに仕上げる。事例は問い合わせに最も効く記事です。
  • 問い合わせ後の対応を自動化: フォームが届いたら、内容に応じた返信の下書きと面談の候補日を自動で用意する。返信が早いほど商談になります。
  • 記事を営業資料にまとめ直す: 制度解説の記事群から、商談で渡せる資料を自動で組む。記事が増えるほど資料も厚くなります。

いずれも編集画面と記事の蓄積ができていれば、月額の範囲で1つずつ足していけるものです。

御社の場合は

人材紹介の話として読む必要はありません。この仕組みの本体は「探している人に見つかる形にホームページを作り直す」ことと「AIがほぼ自動で発信を続ける仕組みを持つ」ことの2つです。

  • ホームページからの問い合わせが少ない会社: 見る人が誰かを決め直し、その人が検索する言葉に合わせて作り直します。デザインを変えることが目的ではありません。
  • 専門知識があるのに発信できていない会社: 士業・建設・製造・医療など、社内に知識がある会社ほど記事の材料はそろっています。御社の一次情報を預かり、AIが書き、御社は確認して出すだけ。この形なら毎日でも続きます。
  • 発信を外注していて費用が重い会社: 記事1本ごとの外注をやめ、AIが書いて編集画面から出す形に変えると、月の費用が固定になります。
  • 検索されない商材の会社: 紹介や既存のお客様だけで商売が回っている場合、記事を出しても訪問は増えません。その場合は正直にそうお伝えし、別の打ち手を考えます。

この会社では約2ヶ月・約50万円でした。御社のページ数・記事の量・預かれる一次情報の量で、規模と期間は変わります。

この記事の根拠

  • AI実装デスクの実案件(2026年5月〜・外国人材紹介会社)の作業記録と請求記録。費用・期間・記事の本数は実績値(本数は2026年9月3日時点)
  • Google Search Console と Google アナリティクスの実測(2026年7月13日〜8月30日。週ごとの表示回数・クリック数と、問い合わせフォームの送信イベント)
  • 「制作会社なら数百万円」の根拠: コーポレートサイト制作の公開相場(中小企業向けで50〜150万円、CMS導入で上乗せ)とSEO記事作成代行の公開相場(1本1.5〜5万円)。2026年9月に複数メディアで確認

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